祖母から譲り受けたきぬたやさんの総絞りの名古屋帯です。名古屋仕立てだった帯を開き仕立てに仕立て直したと聞いております。幅出しができるので名古屋仕立てよりも使い勝手はよろしいかと思います。随分前に譲り受けたものなのですが、高価なものと知っているだけになかなか使用できないまま今に至ります。「絞りのお着物や帯の上にはたとう紙を重ねてはいけない」と祖母や母から言われ続けてきておりましたので、常に箪笥の一番上になるよう大切に保管しておりました。そのため、古いものではございますが、絞りの状態は大変良好でございます「やや傷や汚れあり」で出品しておりますのは、裏生地の状態でございます。経年によるものと思われます。その分お安く出品させていただきました。裏生地の状態は写真10枚目に載せましたのでご確認ください。何度も撮り直したのですがなかなか写真にはうまく写すことができませんでした。できるだけ状態がわかるものを載せました。使用には問題ないものですが、神経質な方はご購入をお控えください。長さ 340cm幅 30cm※素人採寸につき、多少の誤差はお許しください。以下、ネットより引用↓・疋田絞り「疋田絞り」とは絹糸で12回巻きます。生地を4つに折り、先端を45°にひねり、一粒に12回絹糸を巻き付けます12回巻くことで先端の粒が限りなく小さくなります絹糸で12回も巻き上げる技術は、長年の経験で身につくようなものではなく、職人さんの才能や感覚、適性があってこそですきぬたやの誰も真似できない絞りとはまさにこのことです・4つ巻き絞り「4つ巻き絞り」とは綿糸で4回巻きますこちらは、木製の絞り台に専用の針を設置し、その針に布地を引っ掛け、生地を折り、綿糸で4回巻きます「疋田絞り」に比べて先端の点の面が丸く、面積が広くなります「疋田絞り」と「4つ巻き絞り」どちらも使用することで作品に立体感や奥行きを生み出します・一目絞り疋田絞りは面の部分の絞るのに対し、一目絞りでは線を表現するために用いられます線上の印に沿って生地を爪先で摘み、細かく四つ折りし、糸で2回ほど巻いていきますきぬたやの一目絞りは誰も真似できない細かさと繊細さを誇りますそれぞれに職人がいて分業しています一つ一つの絞りを極めることで最高峰の絞りが誕生するのです
商品の情報
カテゴリー | レディース > 浴衣/水着 > 着物 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |